【完全解決】WordPressで起きる404エラーの原因と対処法

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まさのり君

ほんDさん、助けてください!サーバー、ドメイン、SSL、ワードプレスまでは無事にセットアップできたんですが、サイトを開くと『404 Not Found』と表示されて何も見れないんです!何が原因なんでしょうか…

ほんD

404エラーが出ているんだね。心配しないで、WordPressを始めたばかりの人がよく遭遇する問題だよ。一つずつ原因を探っていこう

ポンタ

僕も最初は同じ状況でパニックになったよ!でも意外と簡単に解決できるから安心して!

こんにちは!WordPressでホームページを作った後、「404 Not Found」というエラーが表示されてお悩みではありませんか?

サーバー、ドメイン、SSL、WordPressのインストールまで順調に進めたのに、いざページを開こうとすると「ページが見つかりません」と表示され、途方に暮れていませんか?

心配しないでください!この記事では、WordPressサイトでよく起こる404エラーの原因と解決方法を詳しく解説します。パーマリンク設定の問題から、その他の一般的な原因まで、順番にチェックしていきましょう。


目次

1. 404エラーとは?基本を理解する

「404 Not Found」というエラーは、ブラウザがサーバーに特定のページを要求したけれど、そのページが見つからなかった場合に表示されるエラーメッセージです。

まさのり君

404エラーって、WordPressインストール直後なのに、なぜ起きるんですか?ページはまだ作ってないんですが…

ほんD

それはね。実はWordPressの仕組み上、特定のURLの構造(パーマリンク)をサーバーが理解できていないと、トップページでさえも404エラーになることがあるんだ。新しいサイトでは特によく起こる問題なんだよ

ポンタ

僕の場合、インストールは成功したのにトップページすら見られなくてびっくりしたよ!でも解決方法は意外とシンプルだったんだ!

404エラーはサーバーとWordPressのコミュニケーション不足から生じることが多いです。WordPressはデータベースにコンテンツを保存し、特定のルールに従ってURLとコンテンツを紐づけています。このルールがサーバーに正しく伝わっていないと、たとえコンテンツが存在していても「見つからない」と判断されてしまうのです。私自身、10年以上WordPressサイトを構築してきましたが、新規サイトでの404エラーは最も一般的な初期トラブルの一つです。焦らずに原因を特定していきましょう。

2. 【最多原因】パーマリンク設定に関連する問題と解決法

WordPressで404エラーが発生する最も一般的な原因は、パーマリンク設定に関連する問題です。

2-1. パーマリンク設定を変更する

手順

  1. WordPressの管理画面にログイン(通常は「https://あなたのドメイン/wp-admin」)
  2. 左側メニューから「設定」→「パーマリンク」をクリック
  3. 「投稿名」を選択(推奨設定)
  4. 画面下部の「変更を保存」ボタンをクリック
  5. 変更後にサイトをリロードして404エラーが解消されるか確認
まさのり君

パーマリンクって何ですか?なぜそれが404エラーと関係あるんですか?

ほんD

パーマリンクとは『Permanent Link(恒久的なリンク)』の略で、WordPressサイトの各ページの固有のURLのことだよ。初期設定では『?p=123』のような形式だけど、SEOのためにも『投稿名』形式に変更するのが一般的なんだ。この変更をするとサーバーの設定ファイル(.htaccess)が自動更新(ほとんどが更新で解決)されるけど、それがうまくいかないと404エラーになるんだよ

ポンタ

僕もそれで解決したよ!パーマリンク設定画面で『投稿名』を選んで『変更を保存』ボタンを押すだけで直ったんだ。あと、一回やっても直らない時は、もう一度設定画面を開き直して、もう一度保存ボタンを押すといいよ!

2-2. .htaccessファイルの確認と修正

パーマリンク設定の変更だけでは解決しない場合は、

「.htaccess」ファイルを直接確認・編集する必要があります。

手順

  1. FTPクライアント(FileZillaなど)またはサーバーの管理画面のファイルマネージャーでサーバーに接続
  2. WordPressがインストールされているルートディレクトリを開く
  3. .htaccessファイルを探す(隠しファイルのため表示設定を変更する必要がある場合も)
  4. ファイルがない場合は新規作成
  5. 以下のコードを入力して保存:
# BEGIN WordPress
<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine On
RewriteBase /
RewriteRule ^index\.php$ - [L]
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d
RewriteRule . /index.php [L]
</IfModule>
# END WordPress

「.htaccess」ファイルを編集するのは難しそうです…

ほんD

確かに初めは少し難しく感じるかもしれないけど、多くのサーバー会社ではファイルマネージャーという機能を提供していて、そこから簡単に編集できるよ。例えばエックスサーバーならサーバーパネルから、ConoHa WINGならコントロールパネルからアクセスできるんだ

ポンタ

最初は緊張したけど、意外と簡単だったよ!ファイルがなかったら新しく作ればいいし、あったら上書きすれば大丈夫。心配ならバックアップを取っておくといいね!

パーマリンク設定は、SEO(検索エンジン最適化)の観点からも非常に重要です。Googleのウェブマスターガイドラインでも、理解しやすいURLの使用が推奨されています。また、一度設定したパーマリンク構造は後から変更すると既存リンクが機能しなくなる恐れがあるため、サイト立ち上げ時に適切に設定することが重要です。WordPressの専門家として、初期段階でのパーマリンク設定と.htaccessファイルの確認は、サイト構築において最も基本的かつ重要なステップの一つだと言えます。

3. サーバー関連の問題と解決法

パーマリンク設定を変更しても問題が解決しない場合は、サーバー側の設定に問題がある可能性があります。

3-1. mod_rewriteモジュールの有効化確認

多くのWordPressの404エラーは、サーバーでmod_rewriteモジュールが有効になっていないことが原因です。

確認・解決方法

  1. サーバー会社の管理画面でmod_rewriteが有効になっているか確認
  2. 多くの場合、共有サーバーでは標準で有効になっていますが、VPSなど独自サーバーの場合は手動で有効にする必要があることも
  3. サーバー会社のサポートに問い合わせてmod_rewriteの有効化を依頼

3-2. DocumentRootの確認

サーバーのDocumentRoot設定が正しくない場合も404エラーの原因になります。

確認・解決方法

  1. サーバー管理画面でDocumentRootの設定を確認
  2. WordPressのファイルが置かれているディレクトリと一致しているか確認
  3. 多くの場合、「public_html」や「www」などのディレクトリがDocumentRootに設定されています
まさのり君

DocumentRootって何ですか?むずかしそう…

ほんD

DocumentRootとは、Webサーバーがウェブページを提供する際のルートディレクトリ(基準となるフォルダ)のことだよ。簡単に言うと、あなたのドメインにアクセスした時に表示されるフォルダの場所だね。もしWordPressが別のフォルダにインストールされていると、アクセスしても見つからないということになるんだ

ポンタ

これは僕も最初は理解するのに苦労したよ!でもサーバーの会社にチャットで『WordPressの404エラーが出る』って問い合わせたら、すぐに解決してくれたんだ。サポートを活用するのもいい方法だよ!

サーバー設定の問題は、技術的な知識がない初心者にとっては解決が難しい場合があります。しかし、多くのレンタルサーバー会社は充実したサポートを提供しています。私の経験では、サポートに「WordPressで404エラーが発生している」と伝えるだけで適切なアドバイスを得られることが多いです。特に日本のレンタルサーバー各社(エックスサーバー、ConoHa WINGなど)は、WordPressサイト運営に関する問い合わせに慣れているため、積極的に活用することをお勧めします。サーバー側の問題を解決することで、サイト運営の安定性が大きく向上します。

4. テーマやプラグインに関連する問題

パーマリンクやサーバー設定に問題がない場合は、テーマやプラグインが404エラーの原因になっていることもあります。

4-1. テーマの一時変更

手順

  1. WordPressの管理画面から「外観」→「テーマ」をクリック
  2. WordPressの標準テーマ(Twenty Twenty-Fourなど)を有効化
  3. サイトを確認して404エラーが解消されるか確認

4-2. プラグインの無効化

手順

  1. WordPressの管理画面から「プラグイン」→「インストール済みプラグイン」をクリック
  2. 「一括操作」で「無効化」を選択し、すべてのプラグインを無効化
  3. サイトを確認して404エラーが解消されるか確認
  4. 解消された場合は、プラグインを一つずつ有効化して原因となるプラグインを特定
まさのり君

新しくインストールしたばかりなのに、テーマやプラグインが問題になることもあるんですか?

ほんD

それがあるんだよ、特にカスタムテーマや特定のプラグインはURLの扱いに独自のルールを設けていることがあるんだ。特に『リダイレクト系』や『キャッシュ系』、『SEO系』のプラグインはURLの処理に影響することが多いよ

ポンタ

特に有料テーマだと独自の仕組みを使っていることが多いから、最初は標準テーマで動作確認するのがおすすめだよ!僕はそれで原因を特定できたことがあるよ!

テーマやプラグインによる404エラーの問題は、WordPress開発の現場でもよく遭遇する課題です。WordPress公式フォーラムのデータによると、キャッシュプラグインとSEOプラグインの組み合わせが最も404エラーを引き起こしやすいという統計もあります。問題のテーマやプラグインを特定できれば、それを回避する方法を検討するか、代替方法を見つけることができます。テーマ・プラグイン選びの際は、レビューやアップデート頻度もチェックすることをお勧めします。

5. その他の404エラーの原因と対処法

上記の対処法でも解決しない場合は、以下の原因と対策も検討してみましょう。

5-1. データベース接続の問題

WordPressはデータベースにコンテンツを保存しているため、データベース接続に問題があると404エラーが発生することがあります。

確認・解決方法

  1. wp-config.phpファイルを確認し、データベース接続情報(ホスト名、ユーザー名、パスワード、データベース名)が正しいか確認
  2. データベースサーバーが稼働しているか確認
  3. 必要に応じてデータベース接続情報を修正

5-2. ファイルのアクセス権限の問題

ファイルやディレクトリのアクセス権限が不適切な場合も404エラーの原因になります。

確認・解決方法

  1. FTPクライアントまたはファイルマネージャーで以下のアクセス権限を確認・修正
    • ディレクトリ: 755 (rwxr-xr-x)
    • ファイル: 644 (rw-r–r–)
    • wp-config.php: 600 (rw——-) または 644 (rw-r–r–)

5-3. サイトURLとホームURLの不一致

WordPressの設定で「サイトURL」と「ホームURL」が一致していない場合も404エラーの原因になります。

確認・解決方法

  1. WordPressの管理画面から「設定」→「一般」をクリック
  2. 「WordPress アドレス (URL)」と「サイトアドレス (URL)」が同じであることを確認
  3. 両方とも「https://あなたのドメイン」の形式になっているか確認(SSLを使用している場合)
まさのり君

wp-config.phpやアクセス権限って、初心者には難しいです…

ほんD

確かに少し専門的だけど、多くの場合はパーマリンク設定やプラグインの問題で解決するよ。ここまで来ると、サーバー会社のサポートに相談するのがベストかもしれないね。彼らは同じような問題を何度も解決しているから、的確なアドバイスがもらえるはずだよ

ポンタ

僕もサポートに助けてもらったことあるよ!レンタルサーバーなら、ほとんどの会社が無料でWordPressのサポートをしてるから、気軽に問い合わせてみるといいよ!

404エラーの原因は多岐にわたりますが、段階的にトラブルシューティングを行うことで大半の問題は解決できます。私がWordPress作成を経験した中で、サイトURL設定の不一致は意外と見落とされがちな原因の一つです。特にSSL(https)導入時に正しく設定が反映されていないケースが多いです。

自信がない場合は、専門家やサポートに相談することも重要な選択肢です。プロフェッショナルの視点からの助言が、問題解決の最短ルートになることも多いのです。

6. エラー解決後のチェックポイント

404エラーが解消された後は、以下のポイントを確認して、サイトが正常に機能していることを確認しましょう。

6-1. 全ページの表示確認

  1. トップページ
  2. 個別投稿ページ(ブログ記事など)
  3. 固定ページ(「About」ページなど)
  4. カテゴリーページ
  5. 検索結果ページ

6-2. リンクの機能確認

  1. 内部リンク(サイト内の他ページへのリンク)
  2. メニューリンク
  3. ウィジェットのリンク

6-3. サイトマップの確認と送信

  1. XML Sitemapsプラグインなどを使ってサイトマップを生成
  2. Googleサーチコンソールにサイトマップを送信
まさのり君

エラーが解決したら、他にも何か設定した方がいいですか?

ほんD

サイトが正常に表示されるようになったら、次のステップとしてGoogleサーチコンソールに登録して、検索エンジンにインデックスしてもらう準備をすると良いよ。また、セキュリティのためのプラグインも導入しておくと安心だね

ポンタ

あと、いろんなデバイスで表示確認するのも大事だよ!スマホとかタブレットでも見てみて。あとは気に入ったテーマを選んで、コンテンツを充実させていこうね!

404エラーの解決はWordPressサイト構築の一つの通過点に過ぎません。エラー解決後こそ、サイトの本格的な運用が始まります。私のクライアントサイト運用経験から、初期段階でのしっかりとした確認と設定が、後々のトラブル回避に大きく貢献します。特に検索エンジン対策(SEO)の観点からは、早い段階からGoogleサーチコンソールに登録し、サイトの健全性をモニタリングすることをお勧めします。

エラーを乗り越えた今こそ、質の高いコンテンツ制作に注力する絶好のタイミングです。

7. まとめ:404エラーを乗り越えてサイト公開へ

WordPressサイトでの404エラーは、初心者がつまずきやすい問題ですが、段階的に原因を特定していけば解決できます。

主な対処法を振り返ると

  1. パーマリンク設定の修正(最も一般的な解決法)
  2. .htaccessファイルの確認と修正
  3. サーバー設定の確認(mod_rewrite、DocumentRootなど)
  4. テーマやプラグインの一時的な無効化で原因特定
  5. データベース接続やファイルのアクセス権限の確認
  6. サイトURLとホームURLの設定確認
まさのり君

ありがとうございます!一つずつ試してみます。WordPressは難しいこともありますが、解決できたときの達成感はありますね!

ほんD

その通り!WordPressの魅力は、自分でトラブルを解決できるようになっていくプロセスにもあるんだよ。今回の経験が、あなたのWordPressスキルアップにつながるはずだよ

ポンタ

僕も最初は404エラーで挫折しかけたけど、乗り越えたらどんどん楽しくなってきたよ!この調子で素敵なサイトを作っていこうね。困ったことがあったらいつでも聞いてね!

WordPressの学習曲線は最初が最も急ですが、基本的な問題解決スキルを身につけることで、その後の道のりはずっと平坦になります。私は数百のWordPressサイトの構築と運用に携わってきましたが、エラー解決の経験こそが真の成長につながると確信しています。

404エラーはWordPressユーザーの共通体験であり、これを解決できた今、あなたはWordPressコミュニティの一員として大きく成長したと言えるでしょう。

この記事が皆さんの問題解決の一助となり、素晴らしいWordPressサイトの公開へとつながれば幸いです。

さあ、あなたの創造性を世界に発信していきましょう!

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