ブログを始めたものの「アクセスが全然集まらない…」「記事を書いても上位表示されない…」とお悩みではありませんか?
それは、あなたが知らず知らずのうちに、大手メディアやベテランブロガーが支配する「激戦区」で戦おうとしているからかもしれません。
多くのブロガーが同じ悩みを抱えています。
「ダイエット」「転職」「美容」など人気ジャンルでは、すでに強力なサイトが競争しており、新規参入者が上位表示を獲得するのは非常に難しくなっています。
今回は、より勝ちやすいフィールドを見つけるための「競合が少ない穴場ジャンル」の見つけ方を、具体例とともに解説します。この方法を参考に、ライバルが少ないジャンルを見つけて、計画的に取り組んでみてください。
なぜニッチジャンルを狙うべきなのか
「みんなが稼いでいるジャンルで書けば、自分も稼げるはずだ!」
多くの初心者ブロガーがそう考えがちですが、人気ジャンルでは大手サイトやベテランブロガーが強固なポジションを築いています。
そこに新参者が割って入るのは、非常に困難です。
例えば「ダイエット 方法」で検索すると、Google検索結果の1ページ目には
- 月間数千万円の広告費をかけている大手企業サイト
- 専門家や医師が監修している健康系メディア
- 数年間毎日コンテンツを更新し続けてきた大手ブログ
このような環境で、新しいブログが上位表示されるのは至難の業です。
しかし「ニッチジャンル」(特定の小さな市場)なら話は別です。
ニッチジャンルを狙うメリット
- 競合が少ないので、比較的検索上位に表示されやすい
- 具体的なニーズに応える記事で読者の信頼を得やすい
- 「ちょうど探していた情報!」と思われるため成約率(コンバージョン率)が高い
- マイナーだけど熱心なファンが付きやすい
- 一度上位表示されると、競合も少ないため長期的に安定収入が見込める
「大きなパイの小さな一部」を狙うより、「小さなパイの大きな一部」を確保する方が、初心者でも成功しやすいのです。
競合不在の穴場ジャンルを見つける3つの方法
方法1:トレンド分析から派生ニーズを発見する
「人気が出始めたばかりで、まだ競合が少ないジャンル」を見つける方法です。
具体的なステップ
- Googleトレンドで上昇中のキーワードを探す
「Googleトレンド」(trends.google.co.jp)にアクセスし、気になるキーワードの「過去5年間」の検索ボリューム推移を確認します。 - 右肩上がりのグラフを示すキーワードは、これから人気が高まる可能性が高いです。 【例】「ミニマリスト」「SDGs」「オーガニック食品」など
- 関連キーワードを掘り下げる
見つけたトレンドキーワードから派生する具体的なニーズを探ります。 - 「ラッコキーワード」(無料の関連キーワード取得ツール)を使うと便利です。 【例】「サブスク」というトレンドから→「サブスク 管理アプリ」「サブスク 節約術」「サブスク 解約忘れ防止」といった派生ニーズを発見
- 新商品・新サービスの初期段階を狙う
新しく登場したサービスや製品のレビューは、まだ競合が少ないことが多いです。 - 【例】新発売の美容家電について、「〇〇 使い方」「〇〇 効果」といったキーワードで記事を書く
実際の例
美容家電の新製品「LED美顔器」というカテゴリーが伸びているとします。
Googleトレンドで調べると検索数が増加傾向にあります。
関連キーワードを調査すると「LED美顔器 ニキビ跡」「LED美顔器 毛穴 効果」といった特定の悩みに対するニーズがあることがわかります。
これらのキーワードでは競合が比較的少ないため、この分野に関する詳細な情報を提供すれば、検索上位を獲得できる可能性があります。ただし、製品を実際に試して詳細なレビューを書くなど、信頼性の高いコンテンツが必要になるでしょう。
方法2:上位サイトの「穴」を探す分析法
すでに成功しているサイトが「カバーしていない領域」を見つけ出す方法です。
具体的なステップ
- 主要キーワードの検索結果を分析する
あなたが興味のある大きなジャンルのキーワードで検索し、上位10サイトの内容を詳細にチェックします。どんなテーマを扱っているか、どんな人をターゲットにしているかをメモしましょう。 - サジェストキーワードと上位サイトを照合する
「サジェストキーワード」(検索窓に単語を入力したときに表示される予測変換)を「ラッコキーワード」などのツールで集め、それらのキーワードが上位サイトでカバーされているか確認します。 【チェックポイント】- 上位サイトが全く扱っていないキーワードはないか
- 扱っていても情報が薄い(深掘りされていない)キーワードはないか
- Q&Aサイトで未解決のニーズを探る
Yahoo!知恵袋や教えて!gooなどを「ジャンル名 悩み」「ジャンル名 質問」などで検索し、繰り返し登場する悩みや質問を見つけます。 【チェックポイント】- 同じような質問が繰り返し投稿されていないか
- 回答が不十分で、質問者が「ありがとう」と言っていない質問はないか
実際の例
転職系のサイトを分析すると、多くのサイトが「20代・30代のキャリアアップ転職」に注力していることがわかります。
一方、Q&Aサイトでは「45歳からの転職は可能か」「子育てしながら在宅勤務できる仕事」といった質問が多数あります。
これは「40代・50代の転職」や「子育てと両立できる在宅ワーク」といったテーマに需要があるにも関わらず、上位サイトがあまり詳しく扱っていない可能性を示しています。このようなテーマに特化したコンテンツは、競合が少ない可能性があります。
方法3:独自視点による既存ジャンルの細分化
既存の大きなジャンルを、特定の属性や状況に合わせて「小分け」にする方法です。
具体的なステップ
- 対象を特定の属性で絞り込む
- 年齢層:「10代向け」「30代主婦向け」「60代からの」など
- 地域:「東京在住者向け」「地方移住者向け」など
- 職業:「保育士のための」「IT業界専用」など
- 状況:「共働き夫婦の」「一人暮らし向け」など
- 利用シーンで絞り込む
- 時間:「朝5分でできる」「週末だけの」など
- 場所:「狭いマンションでの」「オフィスでできる」など
- 状況:「予算1万円以内の」「急いでいるときの」など
- 特定の問題に特化する
一般的な情報ではなく、特定の悩みに特化します。 【例】「料理レシピ」→「食物アレルギー対応レシピ」 【例】「英語学習」→「英語プレゼンに特化した英会話練習」
実際の例
「筋トレ」というキーワードは競争が非常に激しいジャンルです。
しかし「40代からの筋トレ」「膝痛持ちでもできる筋トレ」「自宅の狭いスペースでできる静音筋トレ」といった特定のニーズに絞ったコンテンツは、競合が少ない可能性があります。
これらは一般的な筋トレサイトでは詳しく解説されていないことが多く、特定の悩みを持つ読者からの支持を得られる可能性があります。
ただし、このような特化型のコンテンツは、検索ボリュームも比較的小さいため、複数のニッチトピックをカバーする必要があるでしょう。
ニッチジャンルで成功するためのポイント
ニッチジャンルを見つけたら、以下のポイントを押さえて取り組みましょう。
1. 実体験や詳細な調査に基づいた情報を提供する
「LED美顔器 ニキビ跡」で検索する人は、実際にその機器を使った人の生の声や、詳細な情報を知りたいと思っています。
【実践のポイント】
- 可能であれば実際に商品を購入して体験する
- それが難しい場合は、詳細な調査や専門書からの情報、他のユーザーの体験談を集める
- 写真や図解などビジュアル要素を取り入れる
- 長所だけでなく、短所や注意点も正直に伝える
これらすべてを一度に実践するのは難しいかもしれませんが、徐々に情報の質と量を高めていくことが大切です。
2. 深掘りしたコンテンツを作る
ニッチジャンルでは「その分野で詳しい情報」を提供することが重要です。
【実践のポイント】
- 1記事につき1,500〜2,000字以上の充実した内容にする
- 「1記事1テーマ」を徹底し、そのトピックは徹底的に掘り下げる
- 基本情報だけでなく、実践的なハウツーや具体例を盛り込む
- 図解や表などを使って視覚的にもわかりやすくする
例えば「40代からの筋トレ」なら、「40代の筋肉の特徴」「ホルモンバランスの変化と筋トレの関係」「40代におすすめの筋トレメニュー」など、年齢特有の悩みに寄り添った情報を提供します。
3. 長期的視点で取り組む
ニッチジャンルは一気にアクセスが増えることは少なく、結果が出るまでに時間がかかります。しかし、競合が少ないため安定した流入が見込めます。
【実践のポイント】
- 最低3ヶ月、できれば6ヶ月以上の長期的な視点で取り組む
- 最初の1ヶ月は週1〜2記事でも良いので、コンスタントに記事を投稿する
- 1ヶ月ごとにアクセス解析をチェックし、反応の良かった記事のテーマを増やす
- SEO効果が出始める3ヶ月目以降も定期的に新記事を追加する
多くの場合、Googleからの本格的なアクセスは3ヶ月目から増え始めます。それまでは「種まき期間」と考え、焦らずに取り組みましょう。
4. 収益化プランを事前に確認
ニッチすぎて関連商品がない、という事態を避けるため、事前に収益化プランを確認しておきましょう。
【実践のポイント】
- ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー:A8.netやafbなど、広告主と提携できるサービス)で関連商品の有無を確認
- 直接的な商品がなくても、関連する商品はないか探索する
- Amazonや楽天の商品で代替できないか検討する
- 広告収入(Googleアドセンス)だけでも収益化できるか試算する
例えば「猫の糖尿病ケア」というニッチなテーマでも、専用フードや血糖値測定器、サプリメントなど、関連商品は意外とたくさんあります。
5. 複数のニッチジャンルに取り組む
一つのニッチジャンルだけでなく、2〜3の異なるニッチジャンルに並行して取り組むことでリスク分散になります。
【実践のポイント】
- 自分の知識や興味に基づいた2〜3のニッチジャンルを選ぶ
- 分野ごとに別のブログを作るか、一つのブログ内でカテゴリ分けする
- 各ジャンルに最低5記事ずつ投稿し、反応の良いものに注力する
- 特に成果の出ているジャンルを徐々に拡大していく
複数のジャンルに取り組むことで、どのジャンルが自分に合っているか、どのジャンルに需要があるかを実践的に検証できます。ただし、手を広げすぎると中途半端になるので、まずは2〜3ジャンルに絞りましょう。
まとめ:現実的なニッチ戦略の取り組み方
今回ご紹介した3つの方法を使えば、競合の少ないニッチジャンルを見つけることができます。
- トレンド分析から派生ニーズを発見する
- 上位サイトの「穴」を探す分析法
- 独自視点による既存ジャンルの細分化
ニッチジャンルを見つけたら、現実的に取り組むためのステップは以下の通りです
現実的なスタートアップステップ
- リサーチ期間(1〜2週間)
- 興味のあるジャンルでキーワードリサーチを行う
- 競合サイトを5〜10サイト分析する
- 5〜10個のニッチキーワードリストを作る
- コンテンツ計画(1日)
- 最初の5記事のテーマを決める
- 各記事の見出し構成を箇条書きする
- 執筆期間(1ヶ月)
- 週1〜2記事のペースで執筆・公開する
- 1記事あたり最低1,500字を目安にする
- 分析と改善(2ヶ月目以降)
- Googleサーチコンソールでインデックス状況を確認
- アクセス解析で人気記事を把握
- 反応の良かったテーマの記事を追加する
- 継続と拡大(3〜6ヶ月)
- コンスタントに月4〜8記事を追加
- 上位表示されたキーワードの関連記事を増やす
- 必要に応じて古い記事を更新・改善する
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