こんにちは!WordPressでホームページを作ったはいいけれど、「誰も見に来てくれない…」「検索しても出てこない…」とお悩みではありませんか?
実は、サイトを立ち上げただけでは、Googleなどの検索エンジンはあなたのサイトを自動的に見つけてくれません。
これは引っ越しをして住所変更の届け出をしていない状態と同じなんです。あなたの新居(サイト)はしっかり建っていて住所(URL)もあるのに、郵便局(検索エンジン)はあなたがそこに住んでいることを知らないのです。
サイトを作っただけでは、URLを直接知っている人しかアクセスできない「砂漠の中の一軒家」状態。そこにたどり着く道案内(検索エンジン)がないのです。

ほんDさん、WordPressでサイトを作ったんですが、Googleで検索しても全然出てこないんです。何か設定が足りないんでしょうか?



その通り!サイトを作っただけでは、Googleにあなたのサイトの存在を知らせていないからなんだ。検索エンジンにサイトを登録する必要があるんだよ



え!そんな設定が必要だったんですか?難しそう…



心配しなくても大丈夫。いくつかの簡単なステップを踏めば、誰でもできるよ。一緒に設定していこう



いらないと焦るよね~!でもやってみたらそんなに難しくなかったから安心して!ちゃんと設定すれば検索した人が見つけてくれるようになるからね!
検索エンジンがあなたのサイトを認識できるようにするための設定は、サイトの公開後に必ず行うべき重要なステップです。この設定を怠ると、どんなに良質なコンテンツを作成しても、検索経由でのアクセスが期待できません。しかし心配ありません。この記事では初心者でも理解できるように、一つずつ丁寧に説明していきます。
なぜサイトが検索結果に表示されないのか
新しく作ったWordPressサイトが検索結果に表示されない主な理由は3つあります。
- 検索エンジンにサイトの存在を知らせていない
- サイトの構造が検索エンジンに理解されていない
- 検索エンジンがサイトを評価するのに十分なコンテンツがない



検索エンジンって、すべてのサイトを自動的に見つけてくれるわけではないんですね



そうなんだ。Googleのロボット(クローラーと言います)は、すでに知っているサイトからリンクを辿って新しいサイトを発見するんだけど、新しいサイトはまだどこからもリンクされていないから見つけてもらえないんだよ



引っ越しを考えるとわかりやすいかも!引っ越したとき、郵便局に住所変更の届け出をするでしょ?届け出しないと、郵便局は君がどこに引っ越したか知らないから郵便物も届かないよね。WordPressサイトも同じなんだ。サイトはあるけど、Googleに『ここにいます』って教えてないから見つけてもらえないんだよ!



なるほど!だから自分から『ここにサイトがありますよ』と教えてあげる必要があるんですね
検索エンジンは世界中の膨大なウェブページの中から、ユーザーに価値のある情報を提供することを目的としています。
新しいサイトは、まだその価値が証明されていない状態。
先ほどの引っ越しの例えで言えば、「住所はあるけど、郵便局には知らせていない」状態です。
URLを直接知っている人(友達に教えた人など)しかあなたのサイトに訪れることができません。
だからこそ、私たちから積極的に「このサイトは価値がありますよ」「ここにサイトがありますよ」とアピールする必要があるのです。
以下の設定を行うことで、検索エンジンにあなたのサイトを正しく認識してもらえるようになります。
Googleサーチコンソールの設定方法
Googleサーチコンソールは、あなたのサイトをGoogleに登録し、検索結果での表示状況を確認・改善するための無料ツールです。
先ほどの例えで言えば、これは「郵便局への転居届」のようなものです。
設定手順。
- Googleサーチコンソールにアクセス
- Googleアカウントでログイン
- 「プロパティを追加」をクリック
- URLプレフィックスに「https://あなたのドメイン」を入力
- 所有権の確認(WordPressプラグインや、HTMLファイルのアップロードなど)
- 確認完了後、「送信」をクリック



所有権の確認って何ですか?難しそう…



心配しないで。これはあなたが本当にそのサイトの所有者であることを証明するためのステップだよ。WordPressならYoast SEOプラグインを使えば簡単に設定できるんだ



僕は『Site Kit by Google』っていうプラグインでやったよ!WordPressの管理画面から数ステップで設定できたから、便利だったよ!プラグインで検索してみてね!
Googleサーチコンソールの設定は、検索エンジン対策の第一歩です。ここで登録することで、「このサイトはGoogleに索引付けしてもいいですよ」と明示的に伝えることができます。また、サイトに問題があった場合に通知を受け取ったり、どのような検索キーワードでサイトが表示されているかを確認することもできる便利なツールです。設定にかかる時間は約5~10分程度なので、必ず行いましょう。
XMLサイトマップの作成と送信
XMLサイトマップは、あなたのサイトの構造を検索エンジンに伝えるための地図のようなものです。
これにより、検索エンジンがサイト内のページを効率的に見つけて巡回できるようになります。
設定手順
- WordPressにYoast SEOプラグインをインストール
- プラグインの設定からサイトマップを有効化
- 生成されたサイトマップのURLを確認(通常は「あなたのドメイン/sitemap_index.xml」)
- Googleサーチコンソールの「サイトマップ」セクションに、サイトマップURLを送信



XMLって難しそうですが、プラグインを使えば自分でコードを書く必要はないんですね?



その通り!Yoast SEOプラグインが自動的にサイトマップを生成してくれるから、あなたは特別な知識がなくてもOKなんだ。Googleサーチコンソールに送信するだけでいいよ



これがすごく重要なんだよね!サイトマップがないと、せっかくの記事がGoogleに見つけてもらえないこともあるよ。Yoast SEOなら設定画面から簡単にできるよ!
XMLサイトマップを送信すると、Googleにあなたのサイト内のページを効率的に巡回してもらえるようになります。特に新しいサイトや、ページ数の多いサイトでは、サイトマップの送信が非常に重要です。サイトマップを定期的に更新・送信することで、新しく追加したコンテンツも検索エンジンに素早く認識してもらえるようになります。
SEO対策の基本設定
SEO(検索エンジン最適化)対策には様々な要素がありますが、初心者が最初に行うべき基本設定をご紹介します。
基本的なSEO設定
- タイトルとメタディスクリプションの設定:各ページの検索結果に表示されるタイトルと説明文を最適化
- パーマリンク設定:URLを検索エンジンとユーザーに優しい形式に設定(「設定」→「パーマリンク」で「投稿名」を選択)
- 画像の最適化:画像に適切なalt属性(代替テキスト)を設定
- 内部リンクの構築:関連性のある記事同士をリンクで繋ぐ



メタディスクリプションって何ですか?



検索結果に表示される、ページの簡単な説明文のことだよ。例えば、Googleで何かを検索した時に、タイトルの下に表示される2行程度の説明文がそれなんだ。ユーザーがあなたのサイトをクリックするかどうかの判断材料になるから、魅力的な文章を書くことが大切だよ



Yoast SEOを使うと、記事を書くときに『これはSEO的にOK!』とか教えてくれるから便利だよ!色が緑になるように調整するだけで基本はバッチリ!
SEO対策は一朝一夕で結果が出るものではありませんが、基本的な設定をしておくことで、検索エンジンがあなたのサイトを正しく理解してくれるようになります。
特にタイトルとメタディスクリプションは、検索結果でユーザーの目に直接触れる部分なので、魅力的で分かりやすい文言を心がけましょう。
SEOプラグインを使えば、これらの設定も視覚的に行いやすくなります。
検索エンジンに認識される良質なコンテンツとは
検索エンジンに評価されるためには、良質なコンテンツを継続的に発信することが重要です。では、「良質なコンテンツ」とは何でしょうか?
良質なコンテンツの条件
- ユーザーの悩みや疑問に答えている
- オリジナリティがある(他サイトのコピーではない)
- 読みやすく、わかりやすい
- 正確で信頼できる情報を提供している
- 定期的に更新されている



どうやって良質なコンテンツを作ればいいですか?



まずは、あなたの得意分野や興味のある分野について書くことが大切だよ。自分が本当に知っていること、体験したことを書けば、自然と読者に役立つ情報になるんだ。また、読者がどんな疑問や悩みを持っているか考えて、それに答える形で記事を書くのも効果的だね



最初は難しく考えなくていいんだよ!『自分が知りたかったこと』を記事にするだけでも価値があるよ。検索した時に『こんな記事があればよかったのに』と思ったテーマを書いてみるのがおすすめ!
良質なコンテンツは一朝一夕で作れるものではありませんが、継続的に記事を書いていくことで徐々に検索エンジンの評価も高まっていきます。
何より大切なのは、「読者にとって価値のある情報を提供する」という姿勢です。
SEOテクニックも大切ですが、最終的に読者に喜ばれるコンテンツであることが最も重要なポイントです。
インデックス登録のリクエスト方法
せっかく記事を書いても、Googleが認識(インデックス)してくれないと検索結果に表示されません。
新しい記事を書いたら、以下の方法でインデックス登録をリクエストしましょう。
インデックス登録手順
- Googleサーチコンソールにログイン
- 「URL検査」ツールを開く
- 記事のURLを入力して検査
- 「インデックス登録をリクエスト」をクリック



全ての記事でこの作業が必要なんですか?



基本的には自動でインデックスされていくけど、新しいサイトや重要な記事は手動でリクエストするといいよ。特に、サイトの認知度がまだ低い段階では積極的にインデックス登録をリクエストすることで、検索結果に表示されるまでの時間を短縮できるんだ」



僕の場合、重要な記事を5つくらい書いたら手動でリクエストしたよ!そうしたら1週間くらいでGoogle検索に出るようになったから嬉しかった!全部の記事でやる必要はないけど、最初のうちはこまめにリクエストするといいよ!
インデックス登録のリクエストは、特に新しいサイトやブログでは重要です。
サイトの認知度やリンクの少なさから、Googleのクローラーが自動的に見つけるまでに時間がかかる場合があります。
手動でリクエストすることで、より早く検索結果に表示される可能性が高まります。
ただし、あまりに頻繁にリクエストすると迷惑になる可能性もあるので、重要なページや新しく追加したページを中心に行うとよいでしょう。
検索エンジン対策の効果を測定する方法
SEO対策の効果を知るには、定期的にサイトのパフォーマンスを確認することが大切です。
以下のツールを活用しましょう。
パフォーマンス測定ツール
- Googleサーチコンソール:検索クエリ、クリック数、表示回数などを確認
- Googleアナリティクス:訪問者数、滞在時間、流入元などを分析
- ページスピードテスト:サイトの表示速度をチェック(PageSpeed Insightsなど)



どのくらいの頻度で確認すればいいんですか?



最初のうちは週1回程度でいいと思うよ。どんなキーワードで検索されているか、どのページがよく見られているかを確認することで、読者のニーズが見えてくるんだ。その情報を元に、次の記事の方向性を決めることもできるよ



最初は全然アクセスなくて落ち込んだけど、3ヶ月くらい続けたらじわじわ増えてきたよ!あまり早く結果を求めずに、長い目で見るのが大事だと思う!データは見すぎると気になりすぎちゃうから、月1回くらいでも十分かも!
ブログだと「自分は才能無い、、、無駄だったんだ、、、」こんな感じで9割くらい辞めちゃうんだ!最初は見られないのが普通だし、あきらめないでね!
検索エンジン対策の効果はすぐには現れません。
一般的に、新しいサイトが検索結果で安定した表示を得るまでには3〜6ヶ月程度かかると言われています。
焦らず継続することが大切です。データ分析も重要ですが、それに振り回されず、まずは良質なコンテンツの作成に集中しましょう。
まとめ:継続的な改善が大切
WordPressサイトが検索エンジンに認識されるための設定は以上です。
ポイントをまとめると
- Googleサーチコンソールに登録する(郵便局への転居届のようなもの)
- XMLサイトマップを送信する(サイトの地図を提供する)
- Yoast SEOプラグインで基本設定を行う(検索エンジンに理解しやすい形式に整える)
- 良質なコンテンツを継続的に発信する(読者に価値を提供し続ける)
- 定期的にパフォーマンスを確認し改善する(PDCAサイクルを回す)



やることは多いですが、一つずつ進めていけばいいんですね!



その通り!一度に完璧にする必要はないよ。少しずつ改善していくことが大切なんだ。最初はGoogleサーチコンソールへの登録とサイトマップの送信だけでも大きな一歩だよ



僕も最初は全然わからなかったけど、ひとつずつやっていけば思ったより簡単だったよ!特にYoast SEOを使えば、何をすればいいか具体的に教えてくれるから助かる!諦めずに続けるのが一番大事だから、頑張ってね!
サイトを検索エンジンに認識してもらうための設定は、WordPressサイト運営の最初の関門です。
この設定をしっかり行い、良質なコンテンツを継続的に発信していけば、徐々に検索結果での表示順位も上がっていくでしょう。
SEOは短期的な結果を求めるものではなく、長期的な視点で取り組むべき活動です。焦らず、着実に進めていきましょう。
あなたの作ったWordPressサイトが多くの人に見つけてもらえることを心から願っています!