- 番号:21-1
- こんなとき:報告を聞いても、結局どうしてほしいのか分からないとき
- 教育では:状況、背景、自分の見立て、提案の順で報告する型を渡し、報告のたびに自分で考える練習にする
- 仕事では:上司や取引先への、トラブルの第一報に
- 出どころ:軍の原子力潜水艦で生まれ、航空を経て、医療の現場に広まった報告の型
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記入例は「トラブルの第一報」の場面です。Excelには、トラブルの第一報・進み具合の報告・判断を仰ぐ相談・お客様からの苦情の4つの記入例が入っています。
- Excel:記入用、記入例4つ、使い方の6シート
- 記入用は、A4横1枚に収まる大きさです
- Googleスプレッドシートで使うときは、Googleドライブに上げて開いてください
SBARとは
SBARは、報告を四つの順番にそろえる型です。
- S(Situation)状況:いま、何が起きているか
- B(Background)背景:そこに至るまでの経緯
- A(Assessment)見立て:自分は、何が原因だと考えているか
- R(Recommendation)提案:だから、どうしたいか、どうしてほしいか
もとは軍の原子力潜水艦で、短い時間に正確に伝えるために使われていた型です。その後、航空の世界で似た型が取り入れられ、2002年には、アメリカの医療機関カイザー・パーマネンテが、患者の急変に駆けつけるチームの連絡に取り入れました。いまでは、看護師から医師への報告の型として、多くの医療機関で使われています。
教育でどう使うか
新人の報告は、起きたことを順に話すうちに、長くなりがちです。聞く側は、最後まで聞いても、何をしてほしいのかが分かりません。SBARを渡すと、報告の終わりに「どうしてほしいか」が必ず入ります。
この型で大事なのは、A(見立て)の欄です。新人は、見立てを口にするのをためらいます。間違っていたら恥ずかしいからです。見立ては、外れることもあります。それでも、自分の考えを言葉にして出すことが、考える練習になります。報告のたびに見立てを書けば、毎日の報告そのものが、考える力を育てる場になります。
教える側にも、使い方があります。報告に見立てが入っていなかったら、「あなたは、どう見ていますか」と聞き返します。答えを先に言わずに、本人の見立てを待ちます。
この型を使う組み合わせ
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